ケーブルの仕組みを学ぼう!
妙見の森ケーブルは約5分で高低差223mを上ります。ケーブルが山を登る仕組みをご紹介します。
ケーブル山上駅の地下には機械室が!モーターで回転させてロープを引っ張る滑車があります。
運転台(うんてんだい)
ケーブルの運転手さんは「ケーブル山上駅」に!
ケーブルの運転手さんは、車内ではなく「ケーブル山上駅」で運転しています。
モニターでケーブルカーの位置等を確認したり、ボタン操作によりケーブルカーを出発・停止させることができます。
巻上機(まきあげき)
井戸の水汲みをイメージしてみてください!
妙見の森ケーブルは、交走式(つるべ式)という仕組み。ロープの端と端にケーブルカーが取り付けられていて、井戸の水汲みのようなイメージで上がったり下がったりしています。
車輪(しゃりん)
左右の車輪の形が違うのはなぜかな!?
外側の車輪にのみ溝があり(溝車輪)、レールをはさみこんでいます。車両が行き違うところでは、上りも下りも常に外側のレールに沿って走行するため、うまく行き違うことができます。
乗務員(じょうむいん)
電車の車掌さんの役割
危険や異変をいち早く察知し、安全運行に支障をきたす場合は非常ブレーキをかけるなどお客様の安全を守っています。いわば、電車の車掌さんなのです。
レール
電車のレールと同じ幅1,435mm!
妙見の森ケーブルのレールの幅は、新幹線や能勢電車のレールと同じ幅です。
実は、電車と同じ幅のケーブルカーは全国的にも非常に珍しく、妙見の森ケーブルと、他1箇所のみなんです!