ポール集電だった50型
大阪府豊中市 成瀬 伸夫さん
鉄道に興味を持ち、電車の写真を撮り始めた頃、かって友達と鶯の森へ水泳に行った時と同じように、豊中の自宅から自転車で鼓滝から多田あたりまで出掛け、ポールで集電するこの電車を撮影することが出来ました。
講評
鉄道史料の様な1枚ですね。小さく丸い電車がかわいらしいです。花道を往く610型
大阪府豊能郡 山路 茂則さん
1992年4月19日。のせでんの輸送力増強に活躍した610型のさよなら運転の日である。大勢のファンにカメラを向けられ、名残を惜しまれての晴れ舞台であった。
わが人生もまた、このようでありたいものだと思った。
講評
ファンの人々に支えられている思いが良く伝わる作品でした。昭和40年の山下駅
兵庫県神戸市 奥田 英夫さん
日生線開業前ののどかな山下駅改札口周辺の風景。当時から当駅は主要駅で、改札口・出札口も完備。『大阪・神戸・京都・宝塚方面』看板が興味を引く(まるで、阪急山下駅のムード)。ボンネットバスも面白い。
講評
現在では目にすることの出来ない貴重な風景ですね。ボンネットバスに温か味を感じます。義父への思い
京都府京都市 田中 雅之さん
義父が余命1月だと伝えられました。諸事情で妻を義父の元に残し娘と先に帰京、でも自宅で過ごす気にならず娘と出かけた先が妙見山でした。ふと見上げた短冊に書かれた文言に、目頭が熱くなったのを覚えています。
講評
大事な人を思いだせる景色があるなんて、素晴らしい事だと思います。きっとお義父さまも喜んでおられると思います。昭和46年当時の平野駅前
兵庫県川西市 戸澤 一武さん
当時、平野・妙見口間は単線で電車も小型の車両でした。ホームの階段は延長されたホームになり、改札口も今は立派なコンコースになりました。
写真の子供も今は高校生の子の親。40年余り経過し、隔世の感がします。
講評
子供達の服装と駅舎の風情にノスタルジーを感じます。嫁さんに感謝…
大阪府池田市 SYUN太郎さん(ペンネーム)
一生の仕事と思っていた商売を嫁さんが倒れたのがきっかけで辞めた…嫁さんに苦労ばかりかけてたのに気づいた…会社員になって時間にも余裕が出来、初めて乗ったお花見電車…これからも二人で色々楽しもう…
講評
感謝し合える夫婦はとてもステキですね。末永くお幸せに。雪晴れを走る
大阪府豊能郡 スカーレットさん(ペンネーム)
冬のある日、家族を妙見口まで迎えに出かけると、急に俄雪が降り出しました。アッ!という間に一面銀世界になりましたが、再びすぐに晴れて美しい白い風景になりました。その雪晴れの中を能勢電車が走る光景が素敵でした。
講評
美しい雪景色ですね。銀世界にオレンジのラインが映えます。