小学一年生
兵庫県川西市 中西顕三さん
今から57年前、源氏まつりの行列は多田から川西まで往っていた。親戚の従兄弟達が遊びに来て、川西まで行列を見に行った時の一枚。当時能勢電車の絵を描いて上手とほめられたものだが、お見せ出来ないのが残念。
天上へと続く線路(みち)
大阪府豊能郡 池田睦美さん
父を亡くしてから7年目の春。初めて目にした妙見ケーブルの桜路(さくらみち)。潤みがちな瞳の奥に焼きついたこの線路は、今でも忘れることのない「天上へと続く路」となって、私の心に生きる勇気を与えます。
片道11分からの物語
兵庫県川西市 中野唯さん
毎朝同じ電車、同じ車両、同じドア。今日もあの人乗ってくるかなあ。そんな日々を経て渡された1通の手紙が私達の始まりでした。今は2人で、これからは家族みんなで乗る能勢電。またどんな出会いがあるか、楽しみ!
お気に入りの場所
兵庫県川西市 もりさん
(ペンネーム)
(ペンネーム)
引越してきた頃、買物や散歩のたび次男がこの場所に座り、能勢電が駅に出入りするのをずーっと眺めていました。
えんじ色の能勢電は当時の私にも珍しく、そしてなんだか懐かしい感じに映っていたのを思い出します。
現役51型
兵庫県川西市 石田博之さん
三十数年前大学生だった夏、平野車庫でモップを手に洗車のアルバイトをしていました。
まだ現役だった51型が検車の為入庫した時に撮影した一枚です。良く写るようにと、わざわざ庫内から外に出して下さいました。
寂れた駅だった畦野駅
兵庫県川西市 平工賢太郎さん
昭和41年春、畦野駅前に造成中の宅地を購入し現地を訪ねた。田舎のバス停の様な畦野駅舎や、一両編成の電車が30分毎に走るのを見て一緒に行った母親は涙を流さんばかりに「寂しい所やな!」と嘆いた。
妙見山を背に
大阪府豊能郡 中村稟道さん
現役時代、日々妙見口駅附近の里山や遥かかなたの妙見山を眺めつつ始発の電車に乗り、「さあ!今日も頑張るぞ!!」と心に止めたものです。早朝の澄みきった里の空気のすがしさがなつかしく思っております。
川西能勢口駅移設の頃
兵庫県川西市 前田昭さん
川西能勢口駅の地上施設を高架上に移し、電車の発着を高架駅から。
計画が実現し時代が変わった。写真は工事中で、阪急電鉄のみ高架駅に移転。のせでんは未だ地上駅で残存していた頃(1996年)。
車両の配色が美しい。
同じ光景~
昔も今もこれからも
昔も今もこれからも
兵庫県川西市 藤田徳男さん
君にせがまれ乗る能勢電。また三人で踏切渡って切符買おう。
ホームに入る電車に手を振ろう。さぁ、このトンネルを抜けると到着だ。
いつか君が母となり、今この時と同じ様に、車窓に映る君達家族の姿を
父は願う。
デイ10型と私
兵庫県川西市 平松正次さん
昭和30年の初め千里山線でデイ10型に乗って通学した。
10年後川西に住み再びデイ10型に乗り通勤する様になった。
しかし間もなくその電車もこの駅舎も姿を消しました。
そんな時代を懐かしく思い出します。
心をつなぐインターホン
兵庫県川西市 瀧花保さん
娘が電車に傘を忘れたとき、折り返しの電車で駅まで届けて下さいました。娘にとっては大切な傘だったのでしょう。
運転手さんが娘の心を受け止め、傘と心を届けてくださいました。その時連絡したインターホンです。
初めて乗った能勢電の車両
兵庫県川西市 江畑卓哉さん
初めて能勢電に乗ったのは小学校1年生の時でした。
絹延橋の友達がSLの模型を見に友人と2人で電車に乗りました。
車内の電灯が白熱灯だったように思います。
平野車庫に当時乗ったと思う車両が展示してあって撮影しました。
のせにかんしゃ山の駅にて
大阪府大阪市 内田悠葵さん
能勢に行った。女友達Mさんといった。朝から一日中デートしたのは初めてだった。「見て!電車!私のカバンと同じっ!」
一日はなんだかうれしい出来事で始まった。僕は能勢がようこそと言っているように感じた。 のせにかんしゃ
手作りに夢をのせて
大阪府茨木市 はんたろうさん
(ペンネーム)
(ペンネーム)
狭いレールに小さな車体、そして機関車には「平野工場製造」。
手作り感が一杯の妙見山のシグナス森林鉄道に夏休みに子供と乗りました。皆の夢を乗せて、緑濃い山中をゴトゴトと走っていたのがとても印象的でした。
にらめっこ
大阪府大阪市 ユウさん
(ペンネーム)
(ペンネーム)
鏡に映った電車を見て、「にらめっこしてる・」と言う男の子がいました。
久々にこの光景を見て、あの子の事を思い出しましたので、1枚の写真に収めました。
受け継がれるなぞなぞ
兵庫県川西市 柳本うぃろーさん
(ペンネーム)
(ペンネーム)
昔、能勢電の車内で父から教わったなぞなぞ「通るときに閉まって通らないときに開くものなーんだ?」
答えは「踏切」だ。
私は答えられず悔しい思いをした。
今、同じなぞなぞに、答えられずに悔しがる息子がいる。
結婚式
兵庫県川西市 ここなっつみるくさん
(ペンネーム)
(ペンネーム)
25年前の5月に多田神社で、家族だけの小さな結婚式を挙げました。
祝詞を奏上してくださる神主さんの背後で、開放された拝殿の奥の扉から鮮やかな新緑が目に飛び込んできたのを今でも覚えています。