能勢電鉄開業100周年記念し、1型車両と50型車両の復刻塗装を施した車両登場 山下駅~妙見口駅間・山下駅~日生中央駅間を運行
1型車両(1~6号車)
大正2年4月13日の開業時に導入した車両で、車体は関西車両製、台車は丹羽工業所製、電動機はイギリスのブルースピープルス製でした。
車体は木造、塗色はグリーンブルー、前面・側面とも窓下パネルには唐草模様の金箔の縁取りが施してありました。
昭和初期まで活躍した後、昭和16年に、1号車の車体以外はすべて当時の満州国ハルピン市へ売却されました。
残された1号車の車体は、昭和32年、当時の京阪神急行電鉄(現:阪急電鉄)西宮工場で車体の半分が復元され、宝塚ファミリーランド電車館に展示されていました。
現在は、阪急電鉄正雀工場内に保管・展示されています。
車体は木造、塗色はグリーンブルー、前面・側面とも窓下パネルには唐草模様の金箔の縁取りが施してありました。
昭和初期まで活躍した後、昭和16年に、1号車の車体以外はすべて当時の満州国ハルピン市へ売却されました。
残された1号車の車体は、昭和32年、当時の京阪神急行電鉄(現:阪急電鉄)西宮工場で車体の半分が復元され、宝塚ファミリーランド電車館に展示されていました。
現在は、阪急電鉄正雀工場内に保管・展示されています。
50型車両(50、51、52号車)
50型車両は、昭和28年8月から29年にかけて、半鋼製車体を新造し、塗装はブルーとクリーム色のツートンカラーで、前照灯・尾灯が車体に埋め込まれた近代的なスタイルでした。
昭和25年5月に京阪神急行電鉄(現 阪急電鉄)より譲り受け運行していた70型車両の台車及び電機部品を使用して、昭和28年8月に50・51号車、昭和29年12月に52号車に車両更新工事を施し、50型として登場した車両は、能勢電鉄の看板電車として活躍しました。
52・53号車は昭和42年に休車となりましたが、51号車は集電装置をトロリーポールからZパンダグラフに改良し、川西国鉄前~川西能勢口駅間を昭和56年12月19日の川西国鉄前線廃線まで運行しました。
昭和25年5月に京阪神急行電鉄(現 阪急電鉄)より譲り受け運行していた70型車両の台車及び電機部品を使用して、昭和28年8月に50・51号車、昭和29年12月に52号車に車両更新工事を施し、50型として登場した車両は、能勢電鉄の看板電車として活躍しました。
52・53号車は昭和42年に休車となりましたが、51号車は集電装置をトロリーポールからZパンダグラフに改良し、川西国鉄前~川西能勢口駅間を昭和56年12月19日の川西国鉄前線廃線まで運行しました。
復刻塗装車両概要
運行期間 | 山下駅~妙見口駅間・山下駅~日生中央駅間 ※都合により運行しない日がございます。ご了承ください。 |
---|---|
運行時間 | (平日) 9時台~23時台 (土・日・祝) 7時台~22時台 |
運行車両 | 1型:1550編成車(2両編成) 50型:1560編成車(2両編成) |
車内は昔の車両写真や沿線の自然風景などの展示を行っております。
写真は入れ替えを行いますので、何度もお楽しみいただけます。
写真は入れ替えを行いますので、何度もお楽しみいただけます。
復刻塗装車両関連イベント
3月16日(土)
復刻塗装車両の運転開始に先立ち、3月16日(土)に妙見口駅にて復刻塗装車両のお披露目会を開催しました。
お越しになったお客様は、車両の写真を撮ったり、懐かしい写真に見入ったりと、それぞれ思い思いの時間を楽しそうに過ごされていました。
たくさんのご来場ありがとうございました。
4月13日(土)
川西能勢口駅にて、開業100周年記念キックオフイベントを開催し、50型初登場となりました。
車内ではグッズの販売や車両写真の展示などを行い、2,000名以上のお客様にお越しいただきました。