6月15日 のせでん水無月ハイキング 開催報告|ハイキングブログ|のせでんハイキング|おでかけ・沿線情報|のせでん【能勢電鉄】

ハイキングブログ

6月15日 のせでん水無月ハイキング 開催報告

2024年6月19日 《のせでんハイキング

 

 

みなさま、こんにちは。

6月15日(木)のハイキングについて語ります。

 

【いにしえの買い出し道を辿って山下の町へ】

 

をテーマに、

妙見口駅から高代寺表参道、旧山下道を経由し、

四等三角点保ノ谷、笹部の棚田、山下駅までのコースを巡りました。

 

20240615

 

この日も朝から多くの方が集まりました。

最近、日差しが強く、気温も高い日が続いていますが、

湿度も気温も高くなく、空は青空が広がり、涼しい風が吹いていました。

 

20240615

 

旧山下道は高代寺表参道の道中にあります。

かつて妙見口(旧吉川村)から池田・大阪方面に行くには、

長尾街道(舎羅林山と長尾山の間を通る尾根道)か、この旧山下道しかありませんでした。

 

明治38年(1905年)頃に一の鳥居から妙見口(旧吉川村)を繋ぐ、

花折街道が開通してからは生活道路としての役割は薄れました。

 

20240615

 

旧山下道の道中にて炭焼き窯跡を見つけました。

この地域における炭焼きについて大正7年2月7日の大阪毎日新聞に掲載された、

「豊能の炭焼」では、

 

左右に聳(そび)ゆる高代山、大峰山の山麓と言わず中腹、

頂きに至るまで点々として紫煙が棚曳いている、

それは豊能郡の特産で吉川、止々呂美両村を始め

外七箇村の金融を最も潤沢にしている池田炭の炭焼竈である

 

コノ吉川村は人口五百九十余人、戸数百一戸、

という小寒村で殊に山間僻地の事とて田地が尠く

米作なんどはホンの村中での食代だけしか収穫がないのと

農閑期の仕事が最も村民を喜ばせて自然年産約三万円

という副業の炭焼が本業視され、村民挙って炭焼に従事するのも無理ならぬ話

 

と記載されており、

当時は本業の農業よりも儲かる仕事として、

山のあちこちで炭の生産をしていたのが分かります。

 

20240615

 

20240615

 

山道の後半は急な坂と倒木がありましたが、

道は広く、歩くのに問題はありませんでした。

 

20240615

 

笹部の棚田に到着。

天候は素晴らしい青空で、美しい棚田が広がっていました。

 

20240615

 

以上の名所を巡り

この日は605人の方にご参加いただきました、お疲れ様でした!

 

次回は7月4日(木)にて、

のせでん 第1木曜ハイキング【満開のアジサイを目指してウォーキング】をテーマに、

 

日生中央駅前から始まり、山の原ゴルフクラブ、鳴尾ゴルフ俱楽部、

小童寺、素盞嗚神社、市杵島神社、賴光寺、畦野駅コースのハイキングを開催します。

 

集合時間:8:30~9:30

集合場所: 日生中央駅前

皆様のご参加をお待ちしております。

 

 

最新のエントリー

ハイキングカテゴリー

バックナンバー