ハイキングブログ
12月16日のハイキングについて
2023年12月20日 《のせでんハイキング》
みなさま、こんにちは。
今年最後のハイキングイベント、
12月16日(土)のスカイハイキングについて語ります。
【池田の名所を巡り箕面の新駅工事を覗く
能勢街道から北急延伸線を通り北千里を目指すコース】
をテーマに、
出在家健幸公園から能勢街道を経由し五月山動物園、
西国巡礼道を通じて新稲の庚申塔、北大阪急行箕面萱野駅、阪急北千里駅までのコースを巡りました。
出在家健幸公園から五月山動物園へ向かう道中にて、新猪名川大橋を確認。
この日は曇り空、加えて午後からは雨が予想されていましたが、
想定よりも多くの方が参加されました。
五月山動物園に到着。
ウォンバットがいることで有名な動物園ですが、
実は日本で2番目に小さい動物園でもあるそうです。
【備考】
蛇足ですが、日本で1番小さい動物園は鯖江市西山動物園です。
さらに、ウォンバットも日本には数頭しかおらず、
2頭が長野市茶臼山動物園で飼育されている以外は、全て五月山動物園で飼育されています。
西国巡礼道の道中にて、新稲の庚申塔(こうしんとう)を確認。
1677年に建立された箕面ではもっとも古い庚申塔で、
読みにくいですが石碑には「青面金剛(しょうめんこんごう)」と記載されています。
【備考「庚申塔」について】
庚申塔とは60日に一度訪れる庚申の日にて、
体内に潜む虫が寝てる間に外に出て、天に対し日頃の悪事を報告するのを防ぐため、
庚申の日は塔のまわりに集まり徹夜して過ごす、
という庚申信仰を一定期間継続した記念に建立される石碑です。
【備考「青面金剛」について】
青面金剛は病魔退散の仏であり、
庚申信仰においては天に悪事を報告する体内の虫を封じる存在、と信仰されていました。
箕面西公園を越えて間もなく、
大阪府の指定天然記念物、光明寺のイチョウを通過。
葉がないのが残念ですが、樹齢400年前後の大木は見る者を圧倒させます。
【備考】
幹や枝から垂れ下がった物体は「乳柱」と称されるもので、
古いイチョウの木に見られる特徴であります。
北大阪急行箕面萱野駅に到着。
来年3月23日に開業予定の駅ですが、
今回は特別に開業前の駅を見学することができました。
券売機と改集札機が設置されると予想される場所。
線路で目撃した特殊な車両。
物珍しいので、思わず写真に残しました。
【備考】
これは軌陸車(きりくしゃ)と呼ばれ、
線路と道路の両方を走ることのできる車両とのことです。
駅の付近でも来年の開業に向けて工事が進んでいました。
来年の開業が楽しみです。
この日は悪天候にも関わらず833人の方にご参加いただきました、お疲れ様でした!
次回は1月3日(水)にて、
のせでんお正月フリーハイキング【お正月は山歩きで能勢妙見山へ】をテーマに、
新滝道から能勢妙見山・大堂越コースのハイキングを開催します。
集合時間:9:30~10:30
集合場所:妙見口駅前
この1年間、本当にありがとうございました!
来年もまた、皆様のご参加をお待ちしております。
どうか、よいお年を!
チャレンジハイキング 開催報告
2023年12月18日 《のせでんハイキング》
今年も、もう年末ですね~。
時間の流れが速く、脳内はまだ11月ぐらいでとどまっている西島です。
のせでんチャレンジハイキング
『年に一度のロングウオークは妙見奥ノ院を目指して』
大堂越から妙見奥ノ院・ありなしの道コース
を、12月10日に開催しました。
妙見口駅前に集合し、
『今から18km歩くのかぁ、ゾゾゾ( ゚Д゚)』
なんて考えるのはあえて止めて、
ただただ歩きます。
12月3日に営業を終了し、
63年間の歴史に幕を下ろした妙見の森。
色々な記憶が脳裏をよぎりますね。
まずはひとつ目の山、大堂越を経て野間に出ました。
大きな灯ろうを越え、『妙見奥ノ院へ行くぞ!』と気分が高まります。
のどかな風景の中、気分も健やか。
ただし、まだコースの3分の1。
そんなことは考えず、先を目指します。
少しずつ上りが始まってきましたよ~。
路傍の町石 を数えながら進みます。
厳粛な雰囲気が漂ってきましたね~。
のせでんハイキングでもなかなか訪れることがない
妙見奥ノ院へ到着です。
今年も1年、健康に歩けたことに感謝します。
そして、次に訪れた真如寺は境内も広くキレイなお寺です。
私も大好きなお寺です。
能勢氏故城址で昼食です。
すでに足に疲れを感じますが、ご飯を食べてパワーチャージ!
能勢けやきの里へ立ち寄り。
農家の方が作られた新鮮なお野菜を買われた方も多いのではないでしょうか。
さて、やっと野間の大ケヤキに着きました。
ここまで来たら、なんだか安心しますね。
ただし、もうひと山ここから歩きます( ;∀;)
かわいい看板が目印の「ありなしの道」へ!
大堂越を歩き、奥ノ院へ行き、そしてこの上り。
クタクタの方も多くおられたことでしょう。
歩いた後の景色を見ながらの休憩は最高ですね!
徳林寺では大根炊きの振る舞いがありました。
スタッフは残念ながら食べることはできませんでしたが
ホクホクの大根炊き、美味しかったですか?
チャレンジハイキングご参加は
666人でした!
ハードなコースですが大勢の方にお越しいただけ
怪我なく無事に開催することができました。
今年は一度の中止もなく全て開催することができました。
皆様が怪我をせず、無事にゴールしていただけることが何よりです。
来年も
のせでんハイキングをよろしくお願い致します!
12月7日 のせでん第1木曜ハイキング開催報告です
2023年12月11日 《のせでんハイキング》
のせでんハイカーの皆さんこんにちは!
師走12月になって能勢の秋鹿酒造さんの新酒を今か今かと首を
なが~くして待っている難波です。
12月7日 のせでん第1木曜ハイキングを開催しました。
今回は久しぶりに岩根山・鳥脇山の2座踏破という少しハードな行程でした。
畦野駅前をスタートしてしばらくは街中を歩きました。
紅葉が見事なメタセコイヤを眺めたり猪名川の清流を見下ろしながら・・・
そこから清和台への車道を上りましたが、この上り意外とキツかったんですよね〜
さらに清和台の先にも勾配のキツイ車道の上りがありましたね。
さらにさらに、高原寺霊園横から岩根山への山道も難関でしたよね~
結構な急傾斜が続いて皆さん苦労されていました。標高の低い山なんですが油断は禁物です。
大岩まで来ると山頂はもうすぐ!
それにしても大きな岩とこのザックリ切れた感じは独特です。
大岩からもうひと登り。少し変わった雰囲気の山頂広場で休憩して尾根道沿いに下ってから
2座目の鳥脇山へは巻き道で少し遠回りして登頂しました。
眺望も無かったので画像もありません(汗;)
鳥脇山からの下り途中には何故か昔から小さな供養塔があり合掌。
その先あたりからの下りは滑りやすい道で皆さん苦労されていました。
川西市斎場まで下ればゴールまでもうすぐ!ここで北摂の山々を眺めることが出来て満足満足。
ゴール場所は広々としたけやき坂中央公園です。
以前はここから多田神社やこんにゃく橋まで下って約14㎞前後の行程で開催していましたが・・・
今は優しいコース設定?になり良かったのか・・・残念だったのか・・・?
「多田神社まで…」「多田大橋まで歩きたい」と仰る方が結構おられましたね~
本日の参加者は予想以上の520人。
大きなトラブルもなく皆さん安全に歩いて下さいましてありがとうございました。
11月11日開催報告です
2023年11月21日 《のせでんハイキング》
みなさま、暑く長い夏が終わり
色々なところへお出かけしお忙しく過ごされているのではないでしょうか。
温泉に行ってのんびりしたいなぁ~
カニ食べたいなぁ~
欲望がウズウズ湧いている西島です。
さて、11月11日に開催しました
のせでん 晩秋ハイキング『色づく北摂里山の秋を堪能する』
知明さくら橋・県立一庫公園・知明りんどう橋コース の開催報告です。
日生中央駅からスタートし、
知明湖沿いをのんびり歩きましょうということで・・・
今回のコースはほぼ平坦。
のせでんハイキングは、「え?これがハイキング?」という山のぼりが多い中
これぞハイキング。これがハイキングというコースです。
皆様、健脚な方ばかりでスタスタ順調に歩いておられました。
一庫ダム展望所に到着。
ダム沿いは車でブーン!と行き過ぎてしまうことが多いので
こうやってのんびり歩くのも良いものですよね。
車では堪能できない景色です。
色づいてきた紅葉を見ながら先へ進みます。
さくら色をした知明さくら橋。
絵になりますね。
さて、ここまでほぼ平坦でしたが
ここだけ、今だけ、360段だけ!
階段を上ります!
ここだけだからっ!
今だけだからっ!
頑張って~。。。。
一庫公園内にはネイチャーセンターがあります。
館内にお邪魔すると
展示物が沢山!
勉強になりますよ~。
一庫公園を堪能した後は、
光風台の住宅街を抜けて旧山下道でゴールを目指します。
547人のご参加いただいた皆様、
ありがとうございました!
次回のハイキングは
12月7日 のせでん 第1木曜ハイキング 【川西・猪名川・宝塚の境界山歩き】です。
山を二つ歩くので少しキツいかも?
岩根山で疲れた方には鳥脇山へ入る手前にショートカットコースもありますし
無理はせず、体調を考慮してご参加くださいね。
11月2日のハイキングについて
2023年11月2日 《のせでんハイキング》
みなさま、こんにちわ。
11月2日(木)のハイキングについて語ります。
【木喰上人の微笑み仏に癒されて】
をテーマに、
日生中央駅前から小部峠を経由し、
阿古谷毘沙門堂から天乳寺、東光寺までのコースを巡りました。
日生中央駅から旧丹州街道に沿って北上する道中にて謎の穴を発見。
想像ですが、これは山師による採掘跡ではないでしょうか?
このあたりには多田銀銅山の鉱脈があるので、
昔の人はこの周囲にも銀や銅があると考え採掘を試みたのかもしれません。
阿古谷毘沙門堂に到着、木喰仏を拝観しました。
ここは木喰明満上人がこの地に訪れた際、最初に彫った仏像があります。
訪れた当時の木喰明満上人は最晩年の90歳と高齢にも関わらず、
この地にて合計約30体の仏像を彫ったそうです。
【備考「木喰」とは】
米類、豆類、肉類、さらに火を通した食事の全てを断ち、
木の実、草のみを食べる木食戒を守る僧の総称であります。
木喰明満上人はこれを45歳から始め、
全国各地で木喰仏を彫りつつ、以後亡くなるまで継続したとのことです。
続いては天乳寺で安置されている木喰仏です。
こちらの木喰仏、実は本人自身の姿を模しています。
また、眉や頬、口元が黒く塗られていますが実は当時の子供達による落書きだそうです。
さらに仏像の背面には様々な情報が記載されています。
例えば写真右下の「九十才」は木喰明満上人が仏像を造った時の年齢であり、
左下の「大工 與清(よせい)六十才」は手伝った大工の名前と年齢が記載されています。
このように、この天乳寺に祀られている木喰仏は、
普通の仏像では聞けない面白い歴史が残っています。
東光寺を目指す道中にて名勝地、屏風岩の傍を通過。
東光寺に到着。
この寺で祀られている木喰仏の特徴は、
生木に直接彫られた点に尽きます。
生きた木に直接仏像を彫る、
という発想と造作力には驚かされるばかりであります。
とはいえ、残念ながら明治時代に落雷で木が枯れてしまい、今はお堂の中に収められています。
【木喰上人の微笑み仏に癒されて】をテーマに以上の名所を巡りました。
この日は602人の方にご参加いただきました、お疲れ様でした!
次回は11月11日(土)にて、
晩秋ハイキング【色づく北摂里山の秋を堪能する】をテーマに、
知明さくら橋・県立一庫公園・知明りんどう橋コースのハイキングを開催します。
集合時間:9:30~10:30
集合場所:日生中央駅前
皆様のご参加をお待ちしております。