ハイキングブログ
1月27日(土)のハイキングについて
2024年1月30日 《のせでんハイキング》
みなさま、こんにちは。
1月27日(土)のハイキングについて語ります。
【いにしえの旧道を辿って里山登山】
をテーマに、
出在家健幸公園から妙見街道を経由し、慈恩寺、陽松庵、細川神社、
伏尾台から舎羅林山へ入り、三ツ矢サイダー発祥の地までのコースを巡りました。
古江橋を通過した直後、道標を確認。
方向を示す指の図と「左妙見」の字が刻まれています。
少し新しそうなこの道標は、明治24年に建立されたものだそうです。
慈恩寺に到着。
この鐘は中国蘇州市との友好都市25周年記念時に贈られた物です。
特徴として名鐘、と古くから言われた寒山寺(かんさんじ)の鐘を模したレプリカであり、
鳴らすと他の鐘とは違った独特の音色が響きます。
陽松庵は慈恩寺のすぐ隣にあります。
ここは江戸時代に天桂(てんけい)という和尚が建立した禅寺です。
ご住職の話によれば、天桂和尚は非常に厳しい人物で、
当時は関西で最もスパルタな禅寺として知られていたそうです。
管理の都合上、陽松庵の内部は普段広く公開されていません。
しかし、この度はご住職のご厚意で内部を深く見学できました。
【陽松庵の見どころポイント①】
本堂の奥には「開山天桂禅師坐像(かいざんてんけいぜんじざぞう)」があります。
つまり天桂和尚が椅子に座った姿を模した像があります。
無言の重圧を感じさせる鋭い眼光と険しい顔立ちが特徴です。
【陽松庵の見どころポイント②】
人間に対してはひたすら厳しいスパルタな天桂和尚ですが、
実は大の猫好きで、猫の装飾彫刻が残されています。
【陽松庵の見どころポイント③】
こちらは仏教の経典や重要な書籍を保管する建物で、経蔵(きょうぞう)と言います。
経蔵内部には輪蔵(りんぞう)と呼ばれる経典などを収める書架建築があり、
水平方向に回転可能で一回転させると経典を全て唱えたのと同じ功徳を得られる、と言われています。
少し先には細川神社がありました。
一見ごく普通の街中にある小さな神社にしか見えませんが、
平安時代に定められた法律及び行政マニュアルである「延喜式(えんぎしき)」の内、
国が管理する神社の名簿一覧表に細川神社の名があるなど、由緒正しい神社です。
余野街道を北上する最中、久安寺の手前、
八千代橋(やちよばし)の付近にて庚申塔(こうしんとう)を確認。
さらに、橋を越えた先には池田市最古の道標(1670年)がありました。
【八千代橋周辺の見どころポイント①】
庚申塔とは60日に一度訪れる庚申の日は、
体内に潜む虫が寝ている間に外に出て天に対し日頃の悪事を報告するため、
庚申の日は徹夜して過ごす、という信仰を一定期間継続した記念に建立された石碑です。
【八千代橋周辺の見どころポイント②】
道標には読みにくいですが、
寛文十庚戊年(かんぶんじゅうかのえいぬとし)
右かめ山道
南無阿弥陀仏
左久安寺道
敬白 十一月吉祥日
と、刻まれています。
舎羅林山山頂に到着。
山頂には石を積んだ目印がありました。
また、その先にある展望の岩場にて建設中の物流施設を一望できました。
舎羅林山を下って三ツ矢サイダー発祥の地にたどり着きました。
中には入れませんが、写真に写る塔の奥には皇室専門の製造所、
「御料品(ごりょうひん)製造所」があります。
以上の名所を巡りました。
この日は798人の方にご参加いただきました、お疲れ様でした!
次回は2月1日(木)にて、
のせでん第1木曜ハイキング【木漏れ日を浴びながら里山歩き】をテーマに、
ヤシキ谷から青貝山、箕面森町コースのハイキングを開催します。
集合時間:9:30~10:30
集合場所:妙見口駅前
皆様のご参加をお待ちしております。
お正月ハイキングのご報告
2024年1月11日 《のせでんハイキング》
みなさん、新年いかがお過ごしでしょうか?
我が家の猫は、朝から超ハイテンションで「バウバウ」言いながら
家中を走り回っています。
まるで犬です。
たまに「ワン」とも言います( ゚Д゚)
そんな猫とはウラハラに
まだ家でゴロゴロしていたい西島です。
さて、1月3日に
お正月は山歩きで能勢妙見山へ』
新滝道から能勢妙見山・大堂越コースを開催しました。
久しぶりの新滝道での上りです。
急な上りが続くので、身体はすぐにポカポカ。
お正月休みダラけていた自分にカツを入れて進みます。
身体からほのかに湯気が出てきた頃に
能勢妙見山に到着です。
新年の厳かな空気を「すぅ~」っと吸い込み
「本年も全てのハイキングが無事故で開催できますように・・・。」
ケーブルが廃線となったため下りも歩きです。
大堂越えで下りますが、膝がカクカクしないか心配((+_+))
と、思ったけど
気持ちよく下山できました。
お天気にも恵まれ
リフレッシュになる良いハイキングでした。
ご参加いただいた430人の皆様
ありがとうございました(^^♪
次回のハイキングは
1月27日 のせでん冬の低山ハイキング 【いにしえの旧道を辿って里山登山】
川西市出在家健幸公園(9:30~10:30集合)です。
それでは、本年も
のせでんハイキングをよろしくお願い致します。
12月16日のハイキングについて
2023年12月20日 《のせでんハイキング》
みなさま、こんにちは。
今年最後のハイキングイベント、
12月16日(土)のスカイハイキングについて語ります。
【池田の名所を巡り箕面の新駅工事を覗く
能勢街道から北急延伸線を通り北千里を目指すコース】
をテーマに、
出在家健幸公園から能勢街道を経由し五月山動物園、
西国巡礼道を通じて新稲の庚申塔、北大阪急行箕面萱野駅、阪急北千里駅までのコースを巡りました。
出在家健幸公園から五月山動物園へ向かう道中にて、新猪名川大橋を確認。
この日は曇り空、加えて午後からは雨が予想されていましたが、
想定よりも多くの方が参加されました。
五月山動物園に到着。
ウォンバットがいることで有名な動物園ですが、
実は日本で2番目に小さい動物園でもあるそうです。
【備考】
蛇足ですが、日本で1番小さい動物園は鯖江市西山動物園です。
さらに、ウォンバットも日本には数頭しかおらず、
2頭が長野市茶臼山動物園で飼育されている以外は、全て五月山動物園で飼育されています。
西国巡礼道の道中にて、新稲の庚申塔(こうしんとう)を確認。
1677年に建立された箕面ではもっとも古い庚申塔で、
読みにくいですが石碑には「青面金剛(しょうめんこんごう)」と記載されています。
【備考「庚申塔」について】
庚申塔とは60日に一度訪れる庚申の日にて、
体内に潜む虫が寝てる間に外に出て、天に対し日頃の悪事を報告するのを防ぐため、
庚申の日は塔のまわりに集まり徹夜して過ごす、
という庚申信仰を一定期間継続した記念に建立される石碑です。
【備考「青面金剛」について】
青面金剛は病魔退散の仏であり、
庚申信仰においては天に悪事を報告する体内の虫を封じる存在、と信仰されていました。
箕面西公園を越えて間もなく、
大阪府の指定天然記念物、光明寺のイチョウを通過。
葉がないのが残念ですが、樹齢400年前後の大木は見る者を圧倒させます。
【備考】
幹や枝から垂れ下がった物体は「乳柱」と称されるもので、
古いイチョウの木に見られる特徴であります。
北大阪急行箕面萱野駅に到着。
来年3月23日に開業予定の駅ですが、
今回は特別に開業前の駅を見学することができました。
券売機と改集札機が設置されると予想される場所。
線路で目撃した特殊な車両。
物珍しいので、思わず写真に残しました。
【備考】
これは軌陸車(きりくしゃ)と呼ばれ、
線路と道路の両方を走ることのできる車両とのことです。
駅の付近でも来年の開業に向けて工事が進んでいました。
来年の開業が楽しみです。
この日は悪天候にも関わらず833人の方にご参加いただきました、お疲れ様でした!
次回は1月3日(水)にて、
のせでんお正月フリーハイキング【お正月は山歩きで能勢妙見山へ】をテーマに、
新滝道から能勢妙見山・大堂越コースのハイキングを開催します。
集合時間:9:30~10:30
集合場所:妙見口駅前
この1年間、本当にありがとうございました!
来年もまた、皆様のご参加をお待ちしております。
どうか、よいお年を!
チャレンジハイキング 開催報告
2023年12月18日 《のせでんハイキング》
今年も、もう年末ですね~。
時間の流れが速く、脳内はまだ11月ぐらいでとどまっている西島です。
のせでんチャレンジハイキング
『年に一度のロングウオークは妙見奥ノ院を目指して』
大堂越から妙見奥ノ院・ありなしの道コース
を、12月10日に開催しました。
妙見口駅前に集合し、
『今から18km歩くのかぁ、ゾゾゾ( ゚Д゚)』
なんて考えるのはあえて止めて、
ただただ歩きます。
12月3日に営業を終了し、
63年間の歴史に幕を下ろした妙見の森。
色々な記憶が脳裏をよぎりますね。
まずはひとつ目の山、大堂越を経て野間に出ました。
大きな灯ろうを越え、『妙見奥ノ院へ行くぞ!』と気分が高まります。
のどかな風景の中、気分も健やか。
ただし、まだコースの3分の1。
そんなことは考えず、先を目指します。
少しずつ上りが始まってきましたよ~。
路傍の町石 を数えながら進みます。
厳粛な雰囲気が漂ってきましたね~。
のせでんハイキングでもなかなか訪れることがない
妙見奥ノ院へ到着です。
今年も1年、健康に歩けたことに感謝します。
そして、次に訪れた真如寺は境内も広くキレイなお寺です。
私も大好きなお寺です。
能勢氏故城址で昼食です。
すでに足に疲れを感じますが、ご飯を食べてパワーチャージ!
能勢けやきの里へ立ち寄り。
農家の方が作られた新鮮なお野菜を買われた方も多いのではないでしょうか。
さて、やっと野間の大ケヤキに着きました。
ここまで来たら、なんだか安心しますね。
ただし、もうひと山ここから歩きます( ;∀;)
かわいい看板が目印の「ありなしの道」へ!
大堂越を歩き、奥ノ院へ行き、そしてこの上り。
クタクタの方も多くおられたことでしょう。
歩いた後の景色を見ながらの休憩は最高ですね!
徳林寺では大根炊きの振る舞いがありました。
スタッフは残念ながら食べることはできませんでしたが
ホクホクの大根炊き、美味しかったですか?
チャレンジハイキングご参加は
666人でした!
ハードなコースですが大勢の方にお越しいただけ
怪我なく無事に開催することができました。
今年は一度の中止もなく全て開催することができました。
皆様が怪我をせず、無事にゴールしていただけることが何よりです。
来年も
のせでんハイキングをよろしくお願い致します!
12月7日 のせでん第1木曜ハイキング開催報告です
2023年12月11日 《のせでんハイキング》
のせでんハイカーの皆さんこんにちは!
師走12月になって能勢の秋鹿酒造さんの新酒を今か今かと首を
なが~くして待っている難波です。
12月7日 のせでん第1木曜ハイキングを開催しました。
今回は久しぶりに岩根山・鳥脇山の2座踏破という少しハードな行程でした。
畦野駅前をスタートしてしばらくは街中を歩きました。
紅葉が見事なメタセコイヤを眺めたり猪名川の清流を見下ろしながら・・・
そこから清和台への車道を上りましたが、この上り意外とキツかったんですよね〜
さらに清和台の先にも勾配のキツイ車道の上りがありましたね。
さらにさらに、高原寺霊園横から岩根山への山道も難関でしたよね~
結構な急傾斜が続いて皆さん苦労されていました。標高の低い山なんですが油断は禁物です。
大岩まで来ると山頂はもうすぐ!
それにしても大きな岩とこのザックリ切れた感じは独特です。
大岩からもうひと登り。少し変わった雰囲気の山頂広場で休憩して尾根道沿いに下ってから
2座目の鳥脇山へは巻き道で少し遠回りして登頂しました。
眺望も無かったので画像もありません(汗;)
鳥脇山からの下り途中には何故か昔から小さな供養塔があり合掌。
その先あたりからの下りは滑りやすい道で皆さん苦労されていました。
川西市斎場まで下ればゴールまでもうすぐ!ここで北摂の山々を眺めることが出来て満足満足。
ゴール場所は広々としたけやき坂中央公園です。
以前はここから多田神社やこんにゃく橋まで下って約14㎞前後の行程で開催していましたが・・・
今は優しいコース設定?になり良かったのか・・・残念だったのか・・・?
「多田神社まで…」「多田大橋まで歩きたい」と仰る方が結構おられましたね~
本日の参加者は予想以上の520人。
大きなトラブルもなく皆さん安全に歩いて下さいましてありがとうございました。