ハイキングブログ
2月23日 阪急・のせでん合同ハイキング 開催報告
2024年2月26日 《のせでんハイキング》
みなさん、こんにちは。
昨日の夜(朝?)3:30に
『ギャーギャー』という声とガザガサ歩き回る音で目を覚まし
眠い目をこじ開けながらブログを書いている西島です。
最初は何の音か分かりませんでしたが、しばらく聞いていると鳥の声と判明。
すごく大変なトラブルが起こっているような騒ぎようでした。
という、プロローグはこのぐらいにして
2月23日(金・祝)に開催した
阪急・のせでん合同ハイキング 『パノラマビューを目指して山歩き』
五月台・秀望台・五月山動物園コースのご報告です。
出在家健幸公園をスタートして絹延橋を渡り木部まで歩くと
さっそく五月山の上り口です。
山が「どうぞ、お上りください」と言わんばかりの急斜面。
ジグザグ、ジグザグ、まだ上る?まだ続く?と心で叫び、足を動かします。
ここまで来れば一安心。
市民の森で小休憩をした後は、下るだけです。
五月山は整備されていて、とても歩きやすい遊歩道なのですが
長雨が続き、足元はぐちゃぐちゃ。
ツルっと滑ってズボンを汚してしまった方もチラホラ。
とはいえ、山の中は気持ちがいいですね。
数日後に『ギャーギャー』騒ぐ鳥の声に目を覚まし、
翌日眠い目をこじ開けることになるとはまだ知らず
チュンチュン聞こえてくる鳥さんたちを愛おしく思いながら下山しました。
この日はどんより曇り空。シトシト雨も降ったりやんだり。
晴れていれば大阪平野がキレイに見えるんですよ。
愛宕神社に立ち寄りました。
実はワタクシ、初めての参拝です。
綺麗な境内にびっくり。
これは!?
池田のがんがら火祭りのたいまつではないですか!
100kgほどあるらしいですよ、迫力ありますね~。
※がんがら火祭りは愛宕神社の神火を拝受して「火難厄除け」を願うお祭りです。
五月台と秀望台からの景色は曇っていても抜群です!
大パノラマを目の前に昼休憩されている方も多くいらっしゃいました。
さぁ、山を下りてこの先を右へ曲がると・・・
活気ある商店街です!
一般の方が写真に写らないように、
人通りの少ないときを狙って撮った写真なので寂しく見えますが
いつも人通りの多い賑やかな商店街です。
雨が降る中、なんと845人という大勢の皆様にご参加いただきました。
当日のMAPには商店街で使える100円引きクーポンが付いてましたよ。
私は、ゴールした後に商店街に戻ってコロッケを買いました。
それでは、次回は
のせでん第1木曜ハイキング 『眺望を求めて里山を続けて登る』
多太神社から大平山・石切山コースです。
平野駅から徒歩約5分ほどの多太(たぶと)神社が集合場所です。
山をふたつ上るので、体調整えてご参加くださいね。
2月11日 のせでん耐寒ハイキング 開催報告
2024年2月16日 《のせでんハイキング》
みなさま、こんにちは。
2月11日(祝)のハイキングについて語ります。
【能勢妙見山「お火焚祭り」を目指して】
をテーマに、
妙見口駅前から大堂越を経由し、能勢妙見山へ登り、
新滝道から、妙見口駅前に戻るコースを巡りました。
この日は少し肌寒い風が吹いていましたが、
空気が澄んで、青々とした空が広がっていました。
妙見の森ケーブル黒川駅跡を通過。
ケーブル以外にリフト、BBQテラスを含め、
全ての施設は昨年12月3日にて営業を終了しました。
現在は閉鎖されており、立ち入りを禁止しています。
大堂越の道中にて炭焼き窯跡を見つけました。
すぐ傍の斜面には原材料である台場クヌギがありました。
この地域における炭焼きの歴史は古く、
公式の記録では延宝7年(1679年)に行われた徴税調査、
「摂津国川辺郡(せっつこくかわべぐん)黒川村検地帳」では、
大堂山 椚木山(クヌギ山)三拾七町歩(面積37町歩)
と、記載されており約340年前から、
クヌギの育成と炭の生産が行われていたのが分かります。
大堂越は妙見口駅と約200メートルの標高差があり、
能勢妙見山まで含めれば400メートル登る必要があります。
そのせいか、山中の隊列は少し密集していました。
大堂越コースを登り、お火焚祭り会場に到着。
古くなったお札やお守りをお経とともに焚きあげ、また、
願いを書いた祈願矢を投げ入れる祈願矢供養も行われました。
能勢妙見山境内にあるこの建物は信徒会館「星嶺(せいれい)」です。
星と矢筈(やはず)をモデルとした外観が特徴です。
開運殿と呼ばれるこちらの建物は能勢妙見山の本殿です。
新滝道から妙見口駅に戻る道中にて、雄滝(おんたき)行場を通過。
トタン板で隠されていますが、奥の方で滝が流れています。
雄滝行場から少し歩くと、
大正時代末期に建立したとされる白瀧(しらたき)稲荷神社があります。
想像ですが明治時代の地図には、
今のダリア園あたりに神社があったので、
そこから移転して建てられたのかもしれません。
明治42年の測量図です。(出典は今昔マップweb)
道の脇で見かけた石像。
剣を握った姿から不動明王の石仏と推測されます。
以前は奥の穴に祀られていましたが、何時の時代に造られ、誰が祀ったのかは不明。
以上の名所を巡り
この日は759人の方にご参加いただきました、お疲れ様でした!
次回は2月23日(金)にて、
阪急・のせでん合同ハイキング【パノラマビューを目指して山歩き】をテーマに、
出在家健幸公園から始まり、木部天神宮、五月台、
秀望台、阪急池田駅コースのハイキングを開催します。
集合時間:9:30~10:30
集合場所:出在家健幸公園
皆様のご参加をお待ちしております。
2月1日 のせでん第1木曜ハイキング 開催報告
2024年2月7日 《のせでんハイキング》
みなさま、こんにちは。
2月1日(木)のハイキングについて語ります。
【木漏れ日を浴びながら里山歩き】
をテーマに、
妙見口駅前から吉川峠を経由し、ヤシキ谷、青貝山を通り、
箕面森町中央公園から再び吉川峠に入り、妙見口駅前に戻るコースを巡りました。
この日は朝から曇り模様で、
前日に雨が降り注いだため地面は濡れていました。
しかし、気温は想定より低くありませんでした。
東の灯篭を確認。
その昔、地区の大半が消失する大火に見舞われたため、
近くの秋葉山に防火・鎮火の神を祀り、
普段から参拝する目的でこの石灯篭を建立したと伝えられています。
吉川峠を越えた山の中で炭焼き窯跡を複数見つけました。
山に囲まれ、農業に適した土地が少ないこの地域では炭を作っていたので、
炭焼き窯跡が今でも見ることができます。
また、この地域で作られた炭は火付きと火持ちがよく、
消えにくく、煙が立たず静かに燃え、炭の断面が菊の花に似ており、
茶道では最高級の炭として今でも重宝されています。
ヤシキ谷にて放棄されたオート三輪車を発見。
今では見られない珍しい車両なので思わず写真に残しました。
こちらはトンボ池と呼ばれる場所で、
暖かくなればトンボだけでなく、
数多くの昆虫が飛び交う賑やかな場所に変わります。
青貝山山頂に到着。
妙見口駅と約200メートルの標高差があります。
山中の道は少しぬかるんでいましたが、問題なく登れました。
山から下り、箕面森町中央公園で昼食休憩。
一休みした後、吉川光ヶ谷(よしかわみつがたに)から再び吉川峠を目指します。
旧花折街道沿いにて題目塔(だいもくとう)を見つけました。
これは大正時代、天王寺第壱開運講、
今風に例えるとサークル活動団体が記念に建立した石碑であります。
能勢妙見山は商売人、
芸人や婦女を母体とする団体から深く信仰されており、
このような記念碑的な石碑、石灯篭などが今でも残されています。
以上の名所を見て来ました。
この日は420人の方にご参加いただきました、お疲れ様でした!
次回は2月11日(日)にて、
のせでん耐寒ハイキング【能勢妙見山「お火焚祭り」を目指して】をテーマに、
大堂越から能勢妙見山、新滝道コースのハイキングを開催します。
集合時間:9:30~10:30
集合場所:妙見口駅前
皆様のご参加をお待ちしております。
1月27日(土)のハイキングについて
2024年1月30日 《のせでんハイキング》
みなさま、こんにちは。
1月27日(土)のハイキングについて語ります。
【いにしえの旧道を辿って里山登山】
をテーマに、
出在家健幸公園から妙見街道を経由し、慈恩寺、陽松庵、細川神社、
伏尾台から舎羅林山へ入り、三ツ矢サイダー発祥の地までのコースを巡りました。
古江橋を通過した直後、道標を確認。
方向を示す指の図と「左妙見」の字が刻まれています。
少し新しそうなこの道標は、明治24年に建立されたものだそうです。
慈恩寺に到着。
この鐘は中国蘇州市との友好都市25周年記念時に贈られた物です。
特徴として名鐘、と古くから言われた寒山寺(かんさんじ)の鐘を模したレプリカであり、
鳴らすと他の鐘とは違った独特の音色が響きます。
陽松庵は慈恩寺のすぐ隣にあります。
ここは江戸時代に天桂(てんけい)という和尚が建立した禅寺です。
ご住職の話によれば、天桂和尚は非常に厳しい人物で、
当時は関西で最もスパルタな禅寺として知られていたそうです。
管理の都合上、陽松庵の内部は普段広く公開されていません。
しかし、この度はご住職のご厚意で内部を深く見学できました。
【陽松庵の見どころポイント①】
本堂の奥には「開山天桂禅師坐像(かいざんてんけいぜんじざぞう)」があります。
つまり天桂和尚が椅子に座った姿を模した像があります。
無言の重圧を感じさせる鋭い眼光と険しい顔立ちが特徴です。
【陽松庵の見どころポイント②】
人間に対してはひたすら厳しいスパルタな天桂和尚ですが、
実は大の猫好きで、猫の装飾彫刻が残されています。
【陽松庵の見どころポイント③】
こちらは仏教の経典や重要な書籍を保管する建物で、経蔵(きょうぞう)と言います。
経蔵内部には輪蔵(りんぞう)と呼ばれる経典などを収める書架建築があり、
水平方向に回転可能で一回転させると経典を全て唱えたのと同じ功徳を得られる、と言われています。
少し先には細川神社がありました。
一見ごく普通の街中にある小さな神社にしか見えませんが、
平安時代に定められた法律及び行政マニュアルである「延喜式(えんぎしき)」の内、
国が管理する神社の名簿一覧表に細川神社の名があるなど、由緒正しい神社です。
余野街道を北上する最中、久安寺の手前、
八千代橋(やちよばし)の付近にて庚申塔(こうしんとう)を確認。
さらに、橋を越えた先には池田市最古の道標(1670年)がありました。
【八千代橋周辺の見どころポイント①】
庚申塔とは60日に一度訪れる庚申の日は、
体内に潜む虫が寝ている間に外に出て天に対し日頃の悪事を報告するため、
庚申の日は徹夜して過ごす、という信仰を一定期間継続した記念に建立された石碑です。
【八千代橋周辺の見どころポイント②】
道標には読みにくいですが、
寛文十庚戊年(かんぶんじゅうかのえいぬとし)
右かめ山道
南無阿弥陀仏
左久安寺道
敬白 十一月吉祥日
と、刻まれています。
舎羅林山山頂に到着。
山頂には石を積んだ目印がありました。
また、その先にある展望の岩場にて建設中の物流施設を一望できました。
舎羅林山を下って三ツ矢サイダー発祥の地にたどり着きました。
中には入れませんが、写真に写る塔の奥には皇室専門の製造所、
「御料品(ごりょうひん)製造所」があります。
以上の名所を巡りました。
この日は798人の方にご参加いただきました、お疲れ様でした!
次回は2月1日(木)にて、
のせでん第1木曜ハイキング【木漏れ日を浴びながら里山歩き】をテーマに、
ヤシキ谷から青貝山、箕面森町コースのハイキングを開催します。
集合時間:9:30~10:30
集合場所:妙見口駅前
皆様のご参加をお待ちしております。
お正月ハイキングのご報告
2024年1月11日 《のせでんハイキング》
みなさん、新年いかがお過ごしでしょうか?
我が家の猫は、朝から超ハイテンションで「バウバウ」言いながら
家中を走り回っています。
まるで犬です。
たまに「ワン」とも言います( ゚Д゚)
そんな猫とはウラハラに
まだ家でゴロゴロしていたい西島です。
さて、1月3日に
お正月は山歩きで能勢妙見山へ』
新滝道から能勢妙見山・大堂越コースを開催しました。
久しぶりの新滝道での上りです。
急な上りが続くので、身体はすぐにポカポカ。
お正月休みダラけていた自分にカツを入れて進みます。
身体からほのかに湯気が出てきた頃に
能勢妙見山に到着です。
新年の厳かな空気を「すぅ~」っと吸い込み
「本年も全てのハイキングが無事故で開催できますように・・・。」
ケーブルが廃線となったため下りも歩きです。
大堂越えで下りますが、膝がカクカクしないか心配((+_+))
と、思ったけど
気持ちよく下山できました。
お天気にも恵まれ
リフレッシュになる良いハイキングでした。
ご参加いただいた430人の皆様
ありがとうございました(^^♪
次回のハイキングは
1月27日 のせでん冬の低山ハイキング 【いにしえの旧道を辿って里山登山】
川西市出在家健幸公園(9:30~10:30集合)です。
それでは、本年も
のせでんハイキングをよろしくお願い致します。